OpenAIの公式ChatGPTアプリがmacOS向けに初めて公開されました。このアプリは、macOS Sonoma以降を実行しているユーザーが利用可能です。
以前は、ChatGPTのPlusプレミアムプランの有料購読者に対して段階的に提供されていました。
このMac用ChatGPTアプリは主にウェブアプリのデスクトップ版として機能し、プロンプトと応答のやり取りを続けることができます。GPT-3.5、GPT-4、および最新のGPT-4oモデルから選択することができ、DALL-E画像生成やカスタムGPTなど、ウェブ版で利用可能な専門的なモデルもサポートしています。
ただし、このデスクトップアプリには1つ重要な欠点があります。それはAPIの使用をサポートしていないことです。そのため、APIを使いたい場合はJordi Bruin氏によるMacGPTなどのサードパーティ製アプリを利用する必要があります。
OpenAIのアプリではシステム全体でキーボードショートカット(デフォルトではoption + space)を有効にすることができ、いつでもプロンプトを入力できます。これはmacOSでSpotlight検索を開くような感じです。
この新しいMac用ChatGPTアプリはOpenAIのウェブサイトから直接ダウンロードできます。なお、このアプリはiPhoneやAndroid向けのChatGPTアプリとは異なり、この秋にAppleのオペレーティングシステムに統合される予定です。この統合ではSiriがユーザーに対して通常範囲外のクエリについてChatGPT(将来的には他のモデルも含まれる可能性があります)への参照を行う予定です。また、この機能はオペレーティングシステム内に組み込まれる予定です。
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