OpenAI、GPT-4oのファインチューニングを開放
OpenAIは、開発者が自分たちのデータでGPT-4oという言語モデルを追加学習（ファインチューニング）できるようになったことを発表しました。これにより、特定の利用シナリオに合わせてニューラルネットワークを適応させることが可能になります。ファインチューニングへのアクセスはすべての有料プランで利用でき、さらに企業ユーザーには9月23日まで毎日100万トークンの無料トレーニング枠が提供されます。
OpenAIは、追加データは組織や開発者の管理下に留まり、他のモデルの学習には使用されないことを保証しています。また、不正な利用シナリオを検出するために多層的なチェックも導入されています。
ファインチューニングを開始するには以下の手順が推奨されています：
- fine-tuning dashboardセクションにアクセス
- 「create」ボタンをクリック
- 基本モデルとして「gpt-4o-2024-08-06」を選択
ファインチューニングのコストは1百万トークンあたり25ドルです。また、このカスタムモデルの使用料金は入力トークン1百万あたり3.75ドル、出力トークン1百万あたり25ドルです。詳細な手順については、OpenAIの開発者向けポータルで確認できます。
この新しい機能によって、多くの企業や開発者が自身のニーズに合った高度な言語モデルを構築しやすくなるでしょう。
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